言霊 - 誰かじゃなくて君がいい -
夢が叶った瞬間を見た。
ずっとずっと真っ直ぐに思い続けてきた夢。
みちがジャニーズ事務所に履歴書を送ったきっかけは、山田くんと有岡くんの4代目金田一を見て山田くんみたいになりたいと思ったから、という有名な話だ。
小学6年生、12歳のみちはそんな真っ直ぐな夢を胸に入所した。
わたしがみちを好きになった時には、みちはすでに「5代目金田一の主演をやる」と口に出していた。(と、思う。)
JUMP生まれJUMP育ちのわたしは、有岡くんが目標を口に出すこと、そしてその目標を有言実行していく姿を見ていたので言霊を信じていたし、みちの金田一主演も必ず叶うって信じてた。
ただ、5代目金田一は1人しかできないし、きっと時期を逃したら次はないことも分かってた。
金田一の話がどこからか聞こえてくるたび、もしも、もしも出来なかったとき...のことを考えて辛い日もあった。
それでもみちは、金田一主演の夢を口に出し続けた。
わたしはみちの真っ直ぐなところがだいすきだ。
先輩からの言葉を一言一句覚えていて自分の中でとても大事にしている。
康二くんからもらったメッセージカード、
尊敬する山田くんからもらったお年玉、デビューの日に乗った飛行機の搭乗券。
大事なものは全てお財布に入れてる。
そういうみちだから、好きになった。(シンプルに顔が好きなのもあるけど)
滅多に弱音を吐かないし、ロミジュリの時だって、あとから実はメンタルブレイクしてタクシーの中で泣いてしまったことを知った。
そんなみちが、「正直、大変でした」って言うなんてよっぽど大変だったんだろうなぁ。
それでもめちゃくちゃ楽しかったと言ってくれて、ブログの更新が遅れたときには「遅れてごめんね!」と言ってくれた(全然良いのに。ほんと。)
歴代の金田一の主演を務めてきた大先輩たちが、揃いも揃って「大変だよ」という金田一。
そんなみちの夢が叶った作品に、親友の大昇くんが居てくれたこと、きっとみちにとって大きな支えだっただろうし、わたしにとっても大きな支えだったよ。
佐木カメラの画角はいつも天才だったし、大昇くんに見せるみちの柔らかい笑顔がだいすきだった。
余談だけど、
わたし、『君からのYELL』の「見つけてくれた 僕の背中にも 小さな羽根が生えているの」という歌詞がだいすきで、
ジャニーズ所属のアイドルたちが、ジャニーさんに対して、僕を " 見つけてくれて " ありがとう。って言う独特な表現がとても好きだ。
みちが初めて出演したドラマ、「母になる」のプロデューサー櫨山さん。
櫨山さんに対して、みちは『僕を見つけてくれた人』と位置付けている。
そんな櫨山さんが、金田一のプロデューサーだったことも、泣ける。
みちが夢だった金田一の主演を務めて、
嬉しかった、楽しかったと言ってくれて、その瞬間を見ることができた。毎週日曜日の22:30になるたびドキドキした。
これからもわたしは
言霊を信じているし、みちが新しい夢を叶えるところを見たいと思う。
剣持警部役の沢村さん、
「以前みっちーとドラマでご一緒した時に、面白い子だなと思っていてそんなみっちーが主演なら是非やってみたいと思い、今回のお話を受けました。」
みちと沢村さんが共演したのは、絶対零度のたったひとつのお話。
数々のドラマや映画に出ている沢村さんが、みちのことを覚えていてくれて、「みっちー」と呼んでくれて、お話を受けてくれたこと、本当に嬉しかった。
素直で真っ直ぐで、周りの人に愛されてるみちが誇らしい。
これからもずっと
みちが楽しくお仕事できますように。
4ヶ月間、本当にお疲れさま。